現状に不満を抱えている看護師は多い
日々笑顔で仕事を頑張っている看護師の方でも、心の中で不満を抱えているケースは意外と多いです。
インターネット上で行われたある調査では、看護師全体の7割ぐらいの人々が、仕事や職場に対して何かしらの不満を感じていることが明らかになっています。
ただし、これは単純に不満に思っているわけではなく、”やりがいはあるけれど、不満もある”という人が多いようです。仕事にやりがいを感じ、特に不満も無いという方は、全体の15%にも達していません。
仕事への不満の内容を具体的に見てみると、最も多いのが「労働が大変過ぎること」でした。不満だと答えた人の約45%は、過酷な労働を不満に思っています。
次に多いのが、「職場の人間関係が悪い」ということです。これは全体の約40%のも上り、一見うまくやっているような看護師でも、人間関係には不満を抱いている人が多いようです。
その他、勤務時間が長すぎること、急患の対応で勤務時間が不規則になること、仕事について相談できる相手や暇が無いこと、ストレスをなかなか解消できないことなど、不満の内容は多岐に渡ります。
このような仕事への不満は、転職への原動力となります。今抱えている不満や悩みが強ければ強いほど、転職したいという気持ちが強くなると思います。
しかしながら、仕事の忙しさや職場の人間関係などは、看護師の求人票だけでは解かりません。実際に職場を見学したり、そこで働いているスタッフさんの話を聞いたりすることで、初めて解かる部分だと思います。
職場の内部情報は把握するのに時間がかかるので、もし本気で転職をするのであれば、じっくりと時間をかけてリサーチするべきだと思います。
条件が良さそうな求人を見つけたとしても、現場はどんな状況なのかわかりません。可能であれば職場を見学させてもらい、看護部長や看護師長などと話をした上で、じっくりと検討しましょう。
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